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#104 演劇部定期公演満員御礼!

 令和6年5月4日(土)一関文化センター中ホールで行われた演劇部定期公演『Leaves』(別役慎司作)は、おかげ様で大勢のお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。
 ストーリーは、愛を知らない主人公「私」が、様々な人々と出会い、幸せとは何かを考えるという内容です。昨年度の県大会や自主公演とは大きく異なる『抽象舞台』という難しい表現に演劇部が挑みました。

幻想的な美しいグラデーションを使った照明
影を大きく映し出した演出もユニークだった
衝撃的な赤い照明を効果的に用いた場面
1枚の布が、赤ちゃんや波やピクニックシートなど様々なものに変身した
最後のカーテンコール

 舞台装置はシンプルでしたが、照明音響を効果的に使って登場人物の心情を表現したり、演技の面でもキャラクターの個性が感じられる発声や体の動き、衣装など、細部にわたって技術的な工夫が見られました。特に照明では色々な小道具を使って場面を効果的に表現していました。最後のカーテンコールでは、部員全員が舞台に登場し、お客様に感謝の言葉を述べました。
 今回の定期公演を最後に引退する3年次生8人は、やり切った表情で自信に満ちていました。部長の千田さん(3年)に今の気持ちを聞いてみました。

Q1:定期公演を振り返ってどうでしたか。
予想していた以上に多くの方々に観に来ていただき、本当に嬉しかったです。多少のハプニングはありましたが、大成功で終わらせることができたと思います。
Q2:今回の脚本を選んだ理由は?
抽象舞台』は今まで馴染みがなかったので、ステップ・アップできると思い選びました。
Q3:実際やってみて、どんなところでステップ・アップできたと感じましたか?
お客様が見ていて飽きない演出の工夫や、シーンに合った照明・音響を考えることが出来たところです。
Q4:今回の劇の1番の難しさはどこでしたか?
各々のキャラクターの個性や特徴をつかむのがとても難しかったです。
Q5:今回の定演で一番楽しめたポイントは?
カーテンコールで、部員全員がお客様に感謝を伝えられたことです。
Q6:2年間を振り返り、演劇部の活動を通して自分のどんなところが成長できましたか。
私たちは自分たちで1から舞台を作っているので、責任感はもちろん、自分から進んで行動する力も身に付けられました。
Q7:後輩にメッセ―ジをひとこと。
自分たちもお客様も両方が楽しめる舞台を、これからも作っていってください。応援しています。

これからは、夏の県大会地区予選に向けて、1、2年次生だけの新たなスタートです。本校演劇部の次の舞台を、どうぞ楽しみにお待ちください。

上記リンクより、関連記事をお読みください。昨年度の県大会・東北大会で上演した『しゃぼん玉Days』や自主公演で上演した『うちの学校がゾンビに占拠されました。』の写真を見ることが出来ます。






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