７月１４日（木）、高校野球岩手県大会２回戦が森山球場で行われ、一関二高は一関一高と対戦しました。１回戦を上回る激闘の末、２試合連続となる同地区対決を制して２回戦を突破しました。二高では２年生が試合を見守りました。

　試合は序盤から点の取り合いとなり、逆転に次ぐ逆転で、両チームおよび応援団にとって、ドキドキが連続するスリリングな展開となりました。

　6回の裏に一挙4点を入れ、５度目の逆転に成功した二高でしたが、相手も素晴らしい攻撃を見せ、７回の表に４点が入って６回目の逆転を許しました。その７回の裏、せっかく出たノーアウトのランナーを、ピッチャーゴロのダブルプレーで失い、流れは完全に相手に移ったかと思われました。

　しかし、８回の表、相手の攻撃を０点に抑えると、８回裏に先頭の佐藤俊太君がソロホームランを放ち同点とします。さらに２点を加え、７度目の逆転に成功しました。

　９回の表は，２試合連続完投となった及川君が落ち着いたピッチングをみせ、守備陣もそれに応える堅守で相手の反撃を断ち切り、最後のバッターをセンターフライに討ち取ると、勝利の喜びが広がりました。

　次は強豪の花巻東高校と、岩手県営球場で７月１６日（土）の１０時から対戦予定です。野球部の健闘を期待します。