#7 ソフトテニス部女子ダブルスが県大会で準優勝し、インターハイ出場権を獲得しました
高総体岩手県大会で、本校ソフトテニス部の、齋藤禅奈・阿部美咲ペアが準優勝し、インターハイ出場を決めました。そこで二人に話を聞いてみました。
-おめでとうございます
二人 ありがとうございます
-大会前の目標と、終わっての「準優勝」という結果についてどう感じていますか。
阿部 試合前の目標は、インターハイに出場する権利を得たいというのが一番でした。試合が終わった直後には実感がなかったのですが、昨年からの成長、うまくなっていたんだなということが感じられてうれしかったです。
齋藤 東北大会出場とインターハイが大会前の目標でした。結果について、昨年は2回戦で敗退してしまったし、今年もベスト8の時点で負けてもおかしくない状況だったのですが、自分たちのやるべきことをやろうと思い、そこでついてきた結果なので、びっくりもしましたがうれしかったです。
-「やるべきことをやろう」とのことですが、どんなことを心がけて練習や試合に臨んできたのでしょうか。
阿部 昨年は、ポジションのとりかたなどその場その場でやっていたのですが、今年は「前衛・後衛」や「ダブルフォワード」など様々なパターンで練習を重ねてきたので、どんな場面でも「迷う」とか「できるかな」といった気持ちになることなく、「最後だしいろいろやってみよう」という気持ちで試合に臨むことができました。
齋藤 コロナ禍もあり、二人で練習できる機会が少なくて、限られた時間の中で自分たちの得意なプレーを伸ばそうとしました。「ダブル前衛」「ダブル後衛」「雁行陣」という3つの形を作って、自分たちよりも上位の選手に食らいついて行こう、と思って試合に臨みました。
-「ベスト8の時点で負けてもおかしくなかった」とありましたが、そこを乗り越えられたのはどうしてでしょうか。
阿部 とても強いペアだったのですが、団体戦の時にあたって、そのときは勝つことができたんです。それで自信がついたということもあるし、最後の高総体なので、悔いを残さないようできることは全部やろう、と考えて、自分たちらしく、いつものように大きな声を掛け合いながらプレーしたら勝てました。
齋藤 いつもなら「どうしよう、絶対勝たないと」と考えてしまうことも多いのですが、高総体では「最後だから悔いを残さないように、自分のやるべきことをやれば結果はついてくる」と思っていたので、押されているときも二人で話し合ったり、あとずっと笑顔でプレーすることなどを心がけていたりしたら、そのことが勝ちにつながったのだと思います。
-お互いについて、今だから言えるような一言をお願いします。
阿部 中学校の頃から知っていて、「禅奈が来るなら私も二高に」と思って入学し、最初からこのペアだったんです。禅奈の方が上手なので何度も迷惑をかけたと思いますが、「美咲とでないと勝てない」「美咲と組みたい」のように言ってくれて、うれしかったです。「禅奈に勝たせたい」という気持ちがすごく強くて(二人・笑)、そうですね、「組みたい」と言ってくれてうれしかったです。ありがとう。
齋藤 美咲のことは中学から、いやスポ少で小学生の頃から知っていました。二人とも後衛で、ダブル後衛にしようという話もあったのですが、美咲が前衛をやってくれることになりました。高1、高2と様々な大会に出る中で実感したのは、美咲じゃないとペアとしてのプレーでうまく自己表現できない、ということでした。正直なことを言うと、高総体前にちょっとぶつかったこともあったのですが、ちゃんと話し合いすっきりした気持ちで大会に臨むことができました。最後の最後まで美咲と組んで試合ができてよかった、というのが一番です。
ーありがとうございました。東北大会・インターハイでもがんばってください!