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#92 「産業社会と人間」自分史を書く

 令和6年4月23日(火)6校時、1年次「産業社会と人間」では、過去の自分を振り返り「自分史」を書くという授業をしました。
 総合学科では、2年次から自分の興味関心や進路に適した系列に分かれて授業を受けるため、1年次の時点で、系列科目を選択します。
 
 本校の系列は、①人文系列 ②自然系列(理系・医療系)③ビジネス系列 ④環境・生活系列(農業と家庭)⑤福祉系列の5系列です。
 
 この日は、「自分を知る」というテーマで、生まれてから今までにお世話になった人や、印象に残った出来事自分の興味・関心強み・弱み入学した時の気持ち、などについて振り返り、「自分史」を書きました。過去を振り返り、初心を思い出しながら、「これから」について考えます。

 

先生の娘さんが誕生した時の秘話を披露してくれました。

過去を振り返り、頭を整理して文章にまとめます

<生徒の作文から>
Q1 これまでの人生であなたを支えてくれた人、成長させてくれた人(出来事)は誰(何)でしたか。その人(出来事)に、あなたはどんな言葉をかけたいですか。

◆最後の中総体で負けてしまった時、受験勉強が行き詰っていた時、声をか  けて側でそっと寄り添ってくれた親に「ありがとう」と伝えたい。
◆家族「大人になったら今度は自分が支えるよ」
◆家族、友達「一緒にいてくれてありがとう」
◆両親へ「ダメなことはダメだと教えてくれてありがとうございました」
◆中学校の時の体育の先生:部活でもプレーのアドバイス以外にも、どのような気持ちで生活すべきか教えてくれた。「先生、あなたのおかげで目標を持って生活できている」と伝えたい。
◆中学校時代に友達でもありライバルでもあった子に「貴方に勝てるように今も精一杯勉強を頑張っているよ」と伝えたい。
◆幼稚園から小学校に入ったばかりだった時に幼稚園の頃とは違う環境についていけなかった事。この出来事が自分を変えるきっかけになったので、「ありがとう」と伝えたい。
◆中学校の担任の先生「3年間、本当にお世話になりました。先生から学んだことを高校でも生かしていきたいです」

Q5 あなたの強み(長所、得意なことなど)は何ですか。

誰とでも仲良くできる/優しい/手伝いが好きで人の手助けをするのが好きな所/タイピングや料理/独学で少しピアノを弾くのが得意/1度始めたら出来るようになるまで続けることができること/相手に合わせること/自分で決めたことはやり通す/周りを笑顔にすること/みんなと仲良くできる/明るくて前向き/落ち着いて物事に取り組める/困っている人がいたら助けにいくこと/周りを見て行動できること/興味のあるものには、とことん集中すること/人をまとめる力/行動力がある/色々な考え方ができる/努力し続けられる/様々なことに挑戦すること/何事にも努力できること/目標を持って行動できること

Q6 あなたの弱み(あなたが直したい、短所だと感じる性格や行動の特徴)は何ですか。

マイペース/周りを気にしすぎる/飽きっぽい/すぐ決められない/消極的/せっかちでおっちょこちょい/心配性/人見知り/あがり症/気遣いができない/周りのことを考えない/緊張しすぎる/整理整頓が苦手/寝起きが悪い/面倒くさがり屋/忘れっぽい/集中力がない/好き嫌いが多い/得意なことがない/行動に移せない/自分の意見に自信を持てない/嫌いなものには一切手をつけない/なんでも気にしすぎるところ/ネガティブ/マイナス思考/思ったことを全て言ってしまう/どんなことにもやる気があまりない

・・・誰でも弱みはありますよね。今日はリフレーミング(ネガティブなことをポジティブに言い換えてみる)をペアでやってみました。

「隣の人に自分の弱みを告白してみよう」生徒は一斉に自分の弱みをさらけ出しました。「じゃあそれをポジティブな言葉に言い換えてみて」生徒は一斉に言い換えを始めました。

一関二高を志望した理由と合格した時の気持ちは?

◆志望した理由は、多様な進路希望に対応して幅広い系列の中から自分で選択して学べることに魅力を感じたからです。合格した時は、本当に嬉しくてたくさん泣きました。倍率が高かったので正直、不安だったけれど、合格してホッとしました。たくさん頑張って良かったなと思いました。その時は自分を褒めました。
◆志望した理由は、私がなりたいと思っている○○○の夢をかなえるためと、部活動の豊富さ、校舎、体験入学などを通して、とても良い高校だなと思ったからです。合格発表の際には、友達とも電話をつなぎながら見て、自分の番号を見つけた時は、まずホッとしました。そして電話越しに友達の鳴き声が聞こえて、もらい泣きしました。
◆将来の夢を叶えるために近いことを学びたいと思ったのと、フェンシング部や弓道部などの中学校にはなかった部活動があり、部活動も頑張りたいと思ったからです。自己採点の結果から落ちたと思っていたので、何回も受験番号を確認した。本当に合格したのかどうか信じられなかった。とても嬉しかった。 

 一関二高のキャッチ・コピー「自分の未来をプロデュース」

 本校への期待値の高さが感じられました。高校3年間の中には楽しいことばかりでなく苦しいことや嫌なこともあるでしょう。苦しみを乗り越えた先に成長があります。あなたの夢を叶えられるように、共に頑張りましょう!