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#35【演劇部】3年次最後の舞台 第39回一関二高定期公演『夢遊少女~Dream Grils~』が有観客で行われました。

 令和5年5月6日(土)、演劇部の第39回定期公演が一関文化センターで行われました。昨年までは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため入場が制限されていましたが、今年は数年ぶりに制限が緩和され、多くのお客様に舞台を見ていただくことができました。
 上演されたのは、劇作家、別役慎司さんの『夢遊少女~Dream Girls~』という作品で、夢遊状態になる少女3人と医師、看護師、ジャーナリストが登場する謎めいた物語です。音響と照明が劇中で効果的に用いられ、緊張感漂う雰囲気の中、キャスト6人が生き生きとそれぞれの役を演じました。
 3年次は、この公演を最後に引退となりました。照明を担当した旧部長の3年西谷玲さんは「この日のために約4か月間練習に励んできました。役の感情ひとつひとつを意識して、照明と音響にこだわり、部員全員で舞台を作り上げました。裏方の主軸を2年次の部員に任せて、後輩たちの成長も確認することができたのでよかったです。」と語ってくれました。
 現在は、1、2年次13名が、8月4日(金)5日(土)に一関文化センターで行われる県南地区高等学校合同演劇発表会に向けて、新たな作品に挑戦しています。お楽しみに!

別役慎司作『夢遊少女~Dream Girls~』
娯楽室での患者同士の交流場面
再入院した夢遊少女
部員が描いたイラストを表紙にした定演のパンフレット