見出し画像

#131 2年次総探『情報発信力講座』岩手日報記者による講義とワークショップ

 令和6年6月12日(水)5、6校時の2年次の「総合的な探究の時間」に、岩手日報本社の3名の記者の方々に来校していただき、「新聞の読み方」「情報の伝え方」について講義とワークショップを実施しました。

 昨年度に行われた全校生徒意識調査で、本校の生徒は身近な地域や社会の出来事に対する関心が薄いという結果が出たこと、また論理的に自分の考えを伝えることが苦手な生徒が増えているということから、2年次の「総合的な探究の時間」に新聞を使った活動を取り入れており、今回は岩手日報社さんに講義を依頼しました。 

卓球部女子県高総体初優勝について大きく取り上げていただきました!


フェンシング部の活躍についても大きく取り上げていただきました!

ニュースの重要度によって見出しの大きさが決まる事例

 東日本大震災や昭和天皇の崩御など、新聞の見出しの役割とその大切さについて実感しました。ここ十数年で最も大きく取り上げられたニュースは「東日本大震災」で、当時、停電で情報が途絶えた中、新聞がどのように情報を伝えようとしたのかについて教えていただきました。
  

岩手・宮城内陸地震後に消防士になった本校OBの特集記事
ニュース記事は大事なことから先に書く
見出し文の作り方にも様々な工夫がありました
新聞から【情報収集】して社会課題を【自分ごと】として考えることが大切
【ワークショップ】興味のある記事を選び、内容について自分の言葉でまとめました
興味のある記事を切って貼り出し、自分の考えをまとめます

 新聞は情報を得るためだけでなく、分かりやすく情報を伝えるよい手本です。今回の講義を1つのきっかけとして、新聞をもっと身近に感じてもらい、今後も継続して新聞を読み社会の出来事に自分なりの「問い」の視点を持ち続けてもらいたいと思います。岩手日報社の記者の皆さん、お忙しいなか、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。